AHO NO BOYAKI

好き勝手に持論を展開してみたい

人種差別について考える

 

どーもども。

 

7月、8月と全く記事を書かずに生きていて、気づけば9月。

その間何をしていたんだと聞かれましたら、8月の最後からOh!No!はなんとびっくりロンドンへ来ていました。

 

これから来年の2月までロンドンでゆるりと暮らしてゆく予定でございます。

 

 

さてさて、ロンドン生活ももうすぐ1ヶ月経とうとしているわけですが、ここに来て初めて人種差別的なことを言われました。

 

私、海外は結構頻繁に行っていて、実は今回も3回の渡英だったりします。

1回目は1週間ほど旅行で、

2回目は1ヶ月ほど超短期留学で、

そして今回は半年ほど留学で来ております。

 

これまでどこの国でも人種差別的なことを、直接言われたことがなかったもので、結構今回とても驚きました。

 

そして、私のおかしな解釈に自分自身驚いてしまいました。

おかしな解釈に結構ショックを受けちゃったんですね。

 

そんなこんなで久々に書きます記事は、ちょっとだけシリアスです。

お付き合いくだされ。

 

 

 

● 私が経験した事

 

今住んでいるお家から学校へはバスを使って通学しています。

二階建てのロンドンでは邪魔だよってくらい走ってるやつですね。

 

今日もそれに乗って学校へ向かってたわけでございます。

 

バスに乗ると二階へ上がって、空いてる席に座るのが定番なのですが、本日は小学生くらいのグループがほぼ二階の席を占領しておりました。

 

まあそれでも一応ポツポツと席は空いていたので、空いてる席に腰掛けて、バスに揺られていました。

 

そしてそのバスの中は、結構話し声がやかましかったのです。まあ小学生くらいのグループがいたので、仕方ないとは思うのですが。

 

 

それが気に障っていたのかなんなのかは知らないのですが、1人の黒人の女の人が引率の先生に向かってなかなかの暴言を吐いていたのです。

 

私はやばいやついるなーと思ってじっと観察していたのですが、

もう子供に向かっても支離滅裂な意味のわからない言葉ばかり言っているし、私ができることと言ったら、もう外の景色を眺めるばかりでしたよ。

 

その小学生のグループは先に降りて行ったのですが、その後も酷い暴言を1人でブツブツ言っていました。

 

そしてその後はブツブツ言っていた事がどんどんとおかしな方向に向かっていきました。

 

「ここはロンドンだ。意味のわからない言語を話している奴らは全員でていけ。くそやろうどもめ。死んでしまえ」

 

ざっと、こんな感じのことをずーっとブツブツ言ってました。

 

 

早く駅つかないかななんて思っていたら、どうやら彼女と私と同じバス停で降りるようで、彼女と私は何人か他の乗客を挟んで、出口へ降りるための列へ並んでいました。

彼女は未だにブツブツとよろしくない言葉を言い続けていました。

そして降りるとき、彼女と私は目が合ってしまいました

次は私が標的となってしまったようです。

 

そしてこんなようなことを言われました。

 

「意味のわからない言語を話すチャイニーズめ、早く消えろ、くそやろう」

 

 

 

まあ、私はチャイニーズじゃないしなとか思いながらシカトしてたら

バス降りようとした時に彼女に体当たりされました。

 

さすがに体当たりはびっくりでした。

 

 

● そんな時私が思ってしまったこと

 

そんな時私はこんなことを思ってしまいました。

 

「確かに私はアジア人だけど、チャイニーズではないぞ、一緒にするな。」

 「そう言ってるお前さんもブラックじゃないか、が先祖代々のロンドン人なんかいな」

 

なんてことを思いました。

 

そんで思った時考えました。

 

 

あれ、これって、人種差別なのか?

 

とね。

 

 

 

そう考えると、結構自分自身にショックを受けました。

 

表に出さないだけで私もレイシストな思考をしていると。

 

 

人種差別は時代遅れでじゃん何言ってんだこいつ。

と数秒前まで思っていたのに、私も人種差別してるじゃん。ってね。

 

 

確かにここはロンドンで、ここでは私はマイノリティー だけど。

ブラックなあなたにそんなこと言われる筋合いはない。

なーんてことを思ってしまってた私。

 

自分が人種差別を受けたことよりも、自分も人種差別をしていたことがとてもショックでした。

 

しらずしらずのうちに人種を分けてしまう、

そんな自分がとっても嫌でした。

 

 

● これからどう乗り越えるべきなんでしょう

 

難しい問題だと思います。

 

なかなか答えなんてでないし。出るわけない。

 

でもずーっと日本にいたら人種差別なんて受けなかったかもしれないし、

このような難しい問題を考える機会をくれた彼女には少し感謝をしています。

 

その彼女に少し感謝することができたことが少し人間として成長できてたのかもと思いつつこれからもこの”人種”という問題と向き合いながらロンドンで生活して行きたいと思います。

 

 

なんだか久々の更新なのに」くらーーーい話になってしまって申し訳ない感がすごいですけれども、

これからロンドンの日常なんかも書いていければなーーーーなーんて思いつつ、

 

ゆるーーりと更新していきたいと思います〜!

✌️