ノスタルジック・ライフのすゝめ
ノスタルジックって言葉。
最近よく目にしますが、私この言葉が結構好きなんです。
結構流行り物には噛み付くタイプの私ですが、この言葉は気に入ってます。
なぜなら私はノスタルジック至上主義者だから。
今日は珍しくボヤキではなく語りです。
ノスタルジックの良さをみなさまに語ります。
◾︎ そもそもノスタルジックとは
遠い懐かしさを感じさせる、得がたいもの、失われたものなどに対して、心惹かれ、思いを馳せ、憧れや恋しさを抱くさまなどを意味する語。
要は過去を思い、懐かしさを感じること、ものをノスタルジックだなというわけですね。
例えば、駄菓子屋。
(写真はイメージです)
最近本当に減ってしまいましたよね。
そんな駄菓子屋をふと知らない街で見つけると、とても懐かしく思いませんか?
そしてなんだかあの頃を恋しく思ったりしませんか?
そんな瞬間、まさしくノスタルジックを感じているわけです。
◾︎ なぜ私がノスタルジック至上主義者なのか
インターネットや電子機器が発展している近年。
人間は手間を省くことを覚えてしまいました。
これはもちろん悪い意味ではありません。
しかし私は世の中は便利になりすぎているなあとしばしば思うことが増えました。
私が生まれた時はもうすでにだいぶ便利な世界だったと思いますが、それ以上に便利になって来ていますよね。21世紀。
送る手間を省くため、人はメールを発明しました。
そんなメールでさえ、送るのが面倒だからと行ってラインなどのSNSが多く利用されています。
切符を買う手間を省くため、人はSuicaやPASMOを発明しました。
今や、チャージもオートでできてしまう時代です。
本を持ち歩く手間を省くため、Kindleやらなにやらを発売しました。
鍵だって、カードキーでなんとかなってしまうし、
接客すらロボットがやってしまう時代です。
もちろん、最高にクールで技術者さんたちが様々な研究を重ねていった賜物です。
私も実際スマフォもSuicaもカードキーも使ってるし、ペッパーくん見るとテンション上がりますよ。
しかしそれでも、私はそんな便利すぎる世の中に少し違和感を覚えていて、これからもっと便利になるであろう世の中に不安や恐怖感すら覚えています。
なので私はノスタルジック至上主義というよりコンテンポラリー恐怖症なだけかもしれないですね。
(コンテンポラリーアートについてはまた別ですが)
とにかく、私は今私たちが省いている"手間"にとても愛着を持っていて、これからも大切にしていきたいです。
そしてこの"手間"にわたしはノスタルジックを感じているのです。
なのでわたしはノスタルジック至上主義。
手間をかけることが最高に楽しくて必要なことだと思ってます。
◾︎ 私のノスタルジック・ライフ
ノスタルジック至上主義は結構。
でも結局、実際にあなたは何か行動を起こしているのか。
そう思う方も少なくないと思います。
実際に私がやっている、ノスタルジックを忘れないための、ノスタルジック・ライフをご紹介します。
⚫︎ スマフォを含む電子機器を持たないで友達遊びに行く。
これは友達も巻き込んじゃってますが、あらかじめどこの駅のこの場所に待ち合わせとか、雑誌などを持参して町を探検したりしてます。
もちろんスマフォはなしです。
カメラだってフィルムを使います。
切符も買って電車に乗ります。
これ結構楽しいんですよ。
いかに今の世の中が便利すぎるのか、肌で感じることのできます。
そして、ケータイとか持ってなかったあの頃の感覚を思い出して、とっても懐かしくなりますよ。
⚫︎ あえて鈍行でおばあちゃんの家まで行く
これもなかなか面白いですよ。
6時間くらいかけて田舎のおばあちゃんの家まで行くんです。
普通に新幹線なら2時間もかからず行けてしまうのですけど、
あえてオール鈍行でゆったりまったりと行くんです。
田舎の電車なので、ひと昔前の車両とかに乗れたりしてノスタルジックを感じられますよ。
どこかに行く系ばかりになってしまいましたが、ノスタルジックを今の生活に感じたい人にはぴったりの方法だと思います。
◾︎ ノスタルジック・ライフのすヽめ
ノスタルジックを感じると、
人間の進化と発展を感じます。
これは私はとてもいいことだと思っています。
歴史を肌で感じられるということになると思っているので、今の生活のありがたみを再認識することができます。
そして過去を振り返り
それを懐かしく思える感情はとても大事で、自分たちが生きていきた年月を思い出させてくれます。
過去を振り返ることによって、得られるものも多いです。
昔はこうだったのかという勉強にもなります。
そして、突き進みすぎて張り詰めてしまった心を少しだけ、緩めることができます。
私はノスタルジックを感じることができて結構助かってたりするんですよ。
一回騙されたと思ってノスタルジックを、意識して感じてみてください。
便利さとは違う意味で、あなたの助けになるかもしれませんよ。